センナはバラ目マメ科センナ属です。センナの果実・小葉・葉柄・葉軸は医薬品として取り扱われていて、健康食品などに使用することはできません。健康茶としてセンナ茶がありますが、これはセンナの果実や葉ではなく茎を利用しているため、健康食品としても問題はないとされています。効果として下剤効果があるため、便秘薬として使われることが多いです。
センナに含まれる成分とはどのようなものがあるのでしょうか。便秘に効果があるのはどの部分なのでしょうか。
センナにはセンノシドという成分が含まれています。これが腸内の働きを活発にします。腸内細菌により腸を刺激する物質に変化して排便を促す作用があります。便秘に強い効果がある反面、長期間にわたって服用すると体のミネラルバランスが崩れるなどの危険性もあり、長期間の使用は止めたほうがいいとされています。
健康茶としてもしられるセンナ茶ですが、副作用の心配はないのでしょうか。果実であれ茎であれセンノシドという成分が、腸を刺激して無理な運動をさせているため、自然な腸の蠕動運動ができなくなることがあります。
あまり長期間にわたって使用していると、便秘をさらに悪化させてしまい、自力で排便をすることができなくなるケースもあります。短期間であればセンナ茶は効果的かもしれませんが、使い続けると自然なお通じができなくなることがあるので、常用はすべきではなさそうです。
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